東映まんがまつりはなぜ終了?歴代作品と2019年復活、2026年の現在を徹底解説
「東映まんがまつり」と聞いて、映画館で流れたおなじみの掛け声や、『マジンガーZ』『キン肉マン』『ドラゴンボール』などの人気作品を思い出す人は多いのではないでしょうか。子ども向けのアニメや特撮を一度に楽しめるこの興行は、1960年代から日本の映画館文化を支えてきました。しかし、1990年春を境に名称が使われなくなり、長い休止期間を経て2019年に復活したため、「なぜ終了したのか」「現在も上映されているのか」と疑問を持つ人も少なくありません。
実は、東映まんがまつりの歴史は、単純な人気低下や突然の打ち切りだけでは説明できません。1963年の『狼少年ケン』の併映に始まる先駆的な取り組み、1967年の名称初使用、1969年の名称統一、春休み・夏休み興行の定着、そして2019年の復活まで、子どもの娯楽と映画ビジネスの変化が密接に関係しています。2026年の旧作上映や映像ソフトの動きも含め、その歩みと現在地を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 誕生の背景:1963年の『狼少年ケン』併映などで手応えを得た東映が、子ども向け作品をまとめて上映する興行を発展させた。
- 名称の歴史:「東映まんがまつり」の名称は1967年7月に初めて使われ、1969年春に正式な興行名称として統一された。
- 終了説の真相:1990年春以降は後継の興行ブランドへ移行。2019年4月に約29年ぶりに復活し、2020年にも新作が公開された。
- 2026年の最新動向:新作の定期的な4本立てシリーズとは別に、国立映画アーカイブでの再現上映や東映ビデオ関連イベントなど、旧作を楽しむ機会が設けられた。
【誕生の理由】東映まんがまつりはなぜ生まれたのか?
東映まんがまつりの起点をたどると、正式な名称が登場する1967年より前に行われた、テレビアニメと劇場映画の併映に行き着きます。
1963年12月、東映は東京地区の一部劇場で、劇場用アニメ『わんわん忠臣蔵』にテレビアニメ『狼少年ケン』の再編集版を併映しました。さらに1964年3月から6月にかけても、再映作品や実写映画と『狼少年ケン』を組み合わせた上映が行われました。こうした試みが好評を得たことが、子ども向け作品をまとめて上映する企画へとつながっていきます。
1964年7月には「お子様週間・マンガ大行進」という名称で、テレビアニメなどを複数まとめて上映する興行が実施されました。注目すべきなのは、映画を上映するだけでなく、関連商品の販売も組み合わせていた点です。東映の宣伝部と各メーカーのタイアップにより、全国11か所の直営劇場で、おもちゃや絵本、日用品などキャラクター関連商品33品目が販売されました。
つまり、子どもたちを映画館に集めることで、映画の入場料だけでなく、売店や関連商品の売り上げも期待できる仕組みが早くから形づくられていたのです。当時の映画興行に関する記録でも、子どもが家族を連れて来館することで、映画館全体の収益につながったという趣旨の分析が見られます。
テレビアニメの映像を劇場用に再編集・拡大して上映する方法は、新作映画をすべて制作する場合と比べて、制作費を抑えながら人気キャラクターを大画面で見せられる利点がありました。テレビで親しまれた作品を映画館でまとめて楽しむという形式は、制作側にも興行側にも合理性があったわけです。
こうして、長期休暇に合わせて子ども向け作品をまとめて上映するという東映独自の興行モデルが発展していきました。

【名称の変遷と年表】1967年の初使用から1990年の転換まで
東映まんがまつりの歴史を理解するうえで、特に重要なのが名称の変遷です。「1967年に始まった」という説明は大筋では正しいものの、1967年3月の興行名は「東映こどもまつり」であり、「東映まんがまつり」の名称が初めて使われたのは同年7月でした。
東映の社史『クロニクル東映2』では、1969年春から、それまで使われていた「東映こどもまつり」「東映まんがパレード」などの名称を「東映まんがまつり」に統一した経緯が記されています。名称の変化は単なる呼び方の違いではなく、子ども向け興行のブランドが確立されていく過程でもありました。
| 時期 | 主な出来事・名称 | 代表的な作品・特徴 |
|---|---|---|
| 1963年12月 | 先駆的な併映企画 | 『わんわん忠臣蔵』と『狼少年ケン』を東京地区の一部劇場で併映 |
| 1964年7月 | お子様週間・マンガ大行進 | 子ども向け作品の複数上映とキャラクター商品の販売を展開 |
| 1967年3月 | 東映こどもまつり | 『少年ジャックと魔法使い』『サイボーグ009 怪獣戦争』など |
| 1967年7月 | 東映まんがまつりの名称を初使用 | 『ひょっこりひょうたん島』『魔法使いサリー』『黄金バット』など |
| 1968年 | 名称の変更が続く | 「東映こどもまつり」「東映まんがパレード」「東映ちびっ子まつり」など |
| 1969年3月 | 名称を統一 | 『長靴をはいた猫』『怪物くん』『ひみつのアッコちゃん』など |
| 1970年代 | 春休み・夏休み興行が定着 | 『マジンガーZ対暗黒大将軍』『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』など |
| 1980年代 | 人気テレビアニメや特撮作品が集結 | 『キン肉マン』『キャプテン翼』『ゲゲゲの鬼太郎』『ドラゴンボール』など |
| 1990年春以降 | 後継ブランドへ移行 | 「東映アニメまつり」「東映アニメフェア」などへ展開 |
| 2019年4月26日 | 約29年ぶりの復活 | 『おしりたんてい』『爆釣バーハンター』『うちの3姉妹』『りさいくるずー』 |
| 2020年8月14日 | 復活後の第2弾を公開 | 『映画おしりたんてい』『仮面ライダー電王』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『りさいくるずー』 |
1969年春の興行では、アニメ作品だけでなく、実写ドラマ『チャコとケンちゃん』もプログラムに組み込まれました。この時期から、特撮や実写作品を含む多ジャンルの構成が定着していきます。「まんがまつり」という名前でありながら、上映内容はアニメだけに限定されていなかったのです。
また、1969年春の前売り券は350円で販売され、購入者向けに1970年の大阪万博の親子入場券が当たる抽選企画も用意されました。映画館での鑑賞を、子どもや家族にとって特別なレジャーにする工夫が凝らされていたことが分かります。
【歴代作品一覧】狼少年ケンからマジンガー、ドラゴンボールまで
東映まんがまつりの魅力は、特定のアニメ作品だけを上映するのではなく、時代ごとの人気作品を一つのプログラムに集めてきた点にあります。歴代の全作品を一つずつ確認するには、各年の上映記録や当時のパンフレット、東映ビデオの復刻商品などを照合する必要がありますが、代表的な作品を追うだけでも、その変化が見えてきます。
1960年代:テレビアニメの人気を映画館へ
初期には『狼少年ケン』をはじめ、テレビで人気を集めたアニメや、劇場用アニメの再上映が重要な役割を果たしました。1967年には『少年ジャックと魔法使い』『サイボーグ009 怪獣戦争』などが登場し、同年夏には『魔法使いサリー』『黄金バット』なども組み合わされました。
この時期の興行は、テレビと映画館をつなぐ仕組みとして機能していました。すでに知っているキャラクターを映画館の大きなスクリーンで見られることは、子どもにとって分かりやすい魅力でした。
1970年代:長編アニメと巨大ロボットの時代
1970年代に入ると、東映まんがまつりは、劇場用アニメの新作とテレビ作品の再編集版、特撮作品などを組み合わせる形式を発展させました。特にスーパーロボット作品は、当時のプログラムを象徴する存在です。
- 『長靴をはいた猫』:1969年春の興行に登場した東映動画の代表的な長編アニメーション。
- 『マジンガーZ対暗黒大将軍』:1974年夏に公開された劇場用作品。マジンガーZの世界に新たな脅威と強敵を持ち込んだ。
- 『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』:1975年7月26日公開。グレートマジンガーとゲッターロボGが協力して敵に立ち向かう作品。
- 『宇宙円盤大戦争』:1975年7月公開。故郷を滅ぼされたフリード星の王子デューク・フリードが、地球を守るために戦う物語。
- 『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』:1976年3月公開。ロボットアニメのクロスオーバーを楽しめる作品。
なかでも『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』と『宇宙円盤大戦争』は、1975年夏の東映まんがまつりを語る際に押さえておきたい作品です。東映ビデオの商品情報では、これらの作品がほかの1970年代のロボットアニメ映画とともに映像ソフト化されています。
1980年代:キン肉マン、鬼太郎、ドラゴンボールへ
1980年代には、テレビアニメや漫画を原作とする作品の人気が興行を支えました。『キン肉マン』『キャプテン翼』『ゲゲゲの鬼太郎』『聖闘士星矢』『ドラゴンボール』などは、当時の子ども向け映画文化を象徴するタイトルです。
1986年12月公開の「’87お年玉 東映まんがまつり」では、『ドラゴンボール 神龍の伝説』『ゲゲゲの鬼太郎 激突!! 異次元妖怪の大反乱』『キン肉マン 正義超人VS戦士超人』が上映されました。ジャンルやキャラクターの異なる作品を一度に見られるという、シリーズならではの構成が表れています。
こうした歴代作品を振り返ると、東映まんがまつりは単なる過去のアニメ映画の集合体ではなく、各年代の子どもたちが親しんだキャラクターや作品を映画館で共有する場だったことが分かります。

【春休み・夏休み興行の仕組み】なぜ長期休暇に上映されたのか?
東映まんがまつりが春休みや夏休みを中心に開催されたのは、子どもたちが学校を休み、映画館へ足を運びやすい時期だったからです。ただし、単に休暇中の娯楽需要を狙っただけではありません。上映作品の制作費、集客の見込み、テレビ番組との連動など、興行上の判断も関係していました。
春は長編、夏は中編・短編を中心に構成
1970年代には、春休みに制作費の大きい長編アニメを配置し、夏休みには中編や短編の新作を含むプログラムを組む形式が確立していきました。春の方が児童層を集めやすいという当時の興行事情を踏まえ、より大きな収入が期待できる時期に、制作費の高い作品を充てる考え方です。
一方、夏休みには旅行や帰省などの予定が入り、子どもたちの余暇の過ごし方も多様でした。当時は現在ほど冷暖房設備が整っていない映画館も多く、暑さが集客の障害になることもありました。そのため、夏の興行では複数の作品を組み合わせ、短い時間でもさまざまなキャラクターに触れられるプログラムが力を発揮しました。
テレビ・雑誌・関連商品を組み合わせた集客戦略
東映まんがまつりの強みは、映画館だけで完結しない宣伝の仕組みにもありました。『テレビマガジン』などの子ども向け雑誌とのタイアップや、前売り券の特典、劇場ロビーでのキャラクター商品の販売が組み合わされていました。
映画の公開前からテレビや雑誌で作品を知り、前売り券を購入し、映画館で複数の作品を見て、関連商品を手にする。こうした一連の体験が、子どもにとっての「お祭り感」を生み出していたのです。
また、アニメと特撮、実写作品を組み合わせることで、家族や友人同士でも興味の異なる作品を一度に楽しめました。単独の長編映画とは異なり、一本の作品に関心がなくても、ほかの上映作品を目当てに足を運べることが、複数本立て興行の強みでした。
【終了の理由と真相】なぜ長い休止期間が生まれ、2019年に復活したのか
東映まんがまつりの「終了」を考える際には、シリーズ名が使われなくなったことと、子ども向けの複数作品上映という形式そのものが消えたことを区別する必要があります。
「東映まんがまつり」の名称は1990年春まで使われ、その後は「東映アニメまつり」「東映アニメフェア」といった後継の興行ブランドへ移行しました。国立映画アーカイブの解説でも、1990年春以降は特撮作品を分離し、後継の名称で開催する流れが整理されています。
つまり、長く親しまれた名前が使われなくなったことは事実ですが、子ども向けアニメ映画をまとめて見せるという発想が、その時点ですべて消滅したわけではありません。作品の組み合わせやブランド名、興行の見せ方が変わっていったのです。
終了の背景にあった映画興行の変化
東映まんがまつりが長期休止に至った背景には、複数の要因が考えられます。1970年代以降、テレビアニメや特撮作品の人気が拡大し、テレビ放送と劇場映画を連動させる手法は広く定着しました。一方で、劇場用アニメの制作体制や映画館の興行編成も変化し、子ども向け作品を一つのブランドに集約する必要性は時代とともに変わっていきました。
さらに、映画館以外の娯楽が増え、夏休みの過ごし方も多様化しました。かつてはテレビで人気のキャラクターを複数まとめて見られること自体が大きな魅力でしたが、作品ごとに劇場版を制作・公開する方法など、映画の届け方も多様になっていきます。
ただし、終了理由を特定の事件や単一の決定だけに結びつけるのは適切ではありません。確認できる歴史から見えるのは、長年続いた名称が後継ブランドへ移り、興行の形式も変化したということです。
2019年の復活を支えたもの
転機となったのが、2019年4月26日の復活です。東映アニメーションの公式プレスリリースは、1967年から続いた伝統あるシリーズが約29年ぶりに復活すると発表しました。
復活第1弾は、子どもたちに人気の4作品を集めた構成でした。
- 『おしりたんてい』
- 『爆釣バーハンター』
- 『うちの3姉妹』
- 『りさいくるずー』
このラインナップには、児童書やテレビアニメで親しまれた作品から、独自の表現を持つ短編アニメーションまでが含まれていました。過去の人気作だけに頼るのではなく、その時代の子どもたちが知っている作品を集めるという、東映まんがまつり本来の考え方を受け継いだ構成です。
続く2020年8月14日には第2弾が公開され、『映画おしりたんてい』『仮面ライダー電王』『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『りさいくるずー』が上映されました。東映ビデオの公式商品情報でも、2019年の復活と2020年の第2弾が紹介されています。
この復活劇から読み取れるのは、東映まんがまつりの価値が、特定の時代の作品だけに限定されないという点です。子ども向け作品を複数集め、家族で映画館に行くきっかけを作る。その基本構造は、時代が変わっても再利用できるものでした。

【2026年最新情報】現在の活動状況と旧作を楽しむ方法
2026年10月20日時点で注目したいのは、2019年・2020年のような新作4本立ての定期的な劇場公開と、東映まんがまつりの歴史を振り返る旧作上映や映像ソフト展開を分けて見ることです。2026年には、過去の作品を映画館で再び楽しめる企画が複数行われました。
国立映画アーカイブで「’87お年玉 東映まんがまつり」を再現上映
国立映画アーカイブは、東映アニメーションの創立70周年に合わせた特集上映「フィルムでみよう!東映アニメーション」を2026年7月21日から9月6日まで開催しました。特集では、東映まんがまつりの上映形態を再現する企画も実施されています。
再現上映の対象となったのは、1986年12月公開の「’87お年玉 東映まんがまつり」です。『ゲゲゲの鬼太郎 激突!! 異次元妖怪の大反乱』『ドラゴンボール 神龍の伝説』『キン肉マン 正義超人VS戦士超人』の3作品を、合計149分のプログラムとして上映しました。2026年8月14日と29日にも上映回が設定され、当時の興行形式を映画館で体験できる機会となりました。
この企画の意義は、作品を単独で上映するだけでなく、当時のプログラム構成を再現している点にあります。東映まんがまつりが持っていた、異なる作品を一度に楽しむという体験を、現在の観客が追体験できる試みです。
東映ビデオ関連イベントでもロボットアニメを上映
東映ビデオの公式オンラインショップでは、2026年7月18日に東京・渋谷のユーロライブで開催された「グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー ロボットガールズZ 決戦!まんがまつり」の情報が掲載されました。
第1部では、『グレートマジンガー対ゲッターロボ』『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣』の4作品が上映対象となりました。1970年代のロボットアニメ映画をまとめて鑑賞できる、テーマ性の強い企画です。
このイベントも、旧作の再上映や関連企画が現在まで続いていることを示しています。ただし、特定作品に焦点を当てた上映イベントと、複数の新作をまとめて全国公開する東映まんがまつりの定期興行は、同じものではありません。
東映ビデオの復刻商品で歴代作品を振り返る
映像ソフトも、歴史をたどるための重要な手段です。東映ビデオは「復刻!東映まんがまつり」シリーズを展開し、1970年夏や1974年夏、1976年春など、当時のプログラムを再現する商品を発売してきました。
また、『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』『宇宙円盤大戦争』などのロボットアニメ映画は、『MAZINGER THE MOVIE 1973-1976』関連の映像商品でも扱われています。作品単体だけでなく、複数の映画をまとめて見られる商品を選べば、当時の上映企画に近い形で楽しめます。
2026年の動向を整理すると、東映まんがまつりは、毎年決まった時期に新作4本立てを公開するシリーズとして一律に継続しているわけではありません。一方、旧作の再現上映、テーマ別の上映イベント、復刻映像ソフトを通じて、その文化的な遺産は引き継がれています。
評判と人気の理由は「一本では終わらない楽しさ」
東映まんがまつりが長く記憶されてきた理由は、人気作品を集めたことだけではありません。複数の作品を一度に見られるため、一本の映画だけでは生まれにくい発見や、友人・家族との共有体験が生まれやすかったのです。
また、テレビで知っているキャラクターを大画面で見られること、アニメと特撮など異なるジャンルを一度に楽しめること、前売り券や劇場での催しを含めて映画館へ行くこと自体がイベントになっていたことも、人気を支える要素でした。
現在、初めて東映まんがまつりに触れる人には、興味のある作品を入口にしながら、当時の上映プログラム全体を見る方法がおすすめです。特定の作品をじっくり鑑賞したい人は単独の映像ソフトを選び、時代の空気や複数作品を組み合わせた楽しさを味わいたい人は、復刻版や再現上映を選ぶと、目的に合った楽しみ方ができます。
【東映まんがまつり】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東映まんがまつりはいつ始まりましたか?
A1:名称の初使用は1967年7月です。ただし、その前史として1963年の『狼少年ケン』併映や、1964年の「お子様週間・マンガ大行進」などの企画がありました。1969年春に「東映まんがまつり」という名称へ統一されています。
Q2:東映まんがまつりが終了した本当の理由は何ですか?
A2:1990年春以降に名称が使われなくなり、「東映アニメまつり」「東映アニメフェア」などの後継ブランドへ移行したことが大きな節目です。テレビアニメや劇場映画の展開、映画館の興行編成の変化も背景にあり、単一の出来事だけで説明できるものではありません。
Q3:東映まんがまつりは2019年に何の作品で復活しましたか?
A3:2019年4月26日に復活第1弾が公開されました。上映作品は『おしりたんてい』『爆釣バーハンター』『うちの3姉妹』『りさいくるずー』の4本です。2020年8月14日には第2弾も公開されました。
Q4:2026年にも新作の東映まんがまつりは公開されましたか?
A4:2026年10月20日時点で、2019年・2020年型の新作4本立てについて、公式の公開日・上映作品ラインナップは確認できません。一方、2026年には国立映画アーカイブの再現上映や、東映ビデオ関連のロボットアニメ上映イベントが行われました。
Q5:歴代作品を今から見るには、どの方法がおすすめですか?
A5:東映ビデオの「復刻!東映まんがまつり」シリーズや、関連するアニメ映画の映像ソフトを調べる方法があります。特に『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』『宇宙円盤大戦争』など、1970年代の作品をまとめて見ると、当時の興行の特徴が分かりやすくなります。
まとめ:東映まんがまつりは終了したのか、それとも形を変えたのか
東映まんがまつりは、1963年の『狼少年ケン』併映などを前史として発展し、1967年7月に名称が初めて使われ、1969年春に正式な興行名称として統一されました。春休み・夏休みの集客、テレビアニメとの連動、キャラクター商品の販売、複数作品をまとめて楽しめる構成が、その長い歴史を支えました。
1990年春以降は後継ブランドへ移行し、長い休止期間を経て2019年4月に約29年ぶりに復活。2020年にも第2弾が公開されました。2026年には新作の定期興行とは異なる形で、国立映画アーカイブの再現上映や東映ビデオ関連イベントなどが開催されています。
「東映まんがまつりは終わった」という説明は、名称を冠した定期的な劇場興行という意味では一面の事実です。しかし、複数の作品を一度に届ける発想や、当時の上映体験を再現する活動まで消えたわけではありません。歴代作品を調べる際は、作品単体の公開年だけでなく、どの年の興行に組み込まれたのか、どのような組み合わせで上映されたのかにも注目すると、その歴史がより鮮明に見えてきます。
子ども向け映画の一企画から始まり、時代ごとの人気作品を映し出してきた東映まんがまつり。その魅力は、懐かしいタイトルの数々だけでなく、映画館を子どもたちのための特別な場所にしてきた興行文化そのものにあります。 (出典: 東映 まんが まつり(Yahoo!ニュース))