さかなクンのサックスは本物?氷結CMのバスサックスと2026年の音楽活動を徹底解説
さかなクンが黒いスーツと黒いハコフグ帽子に身を包み、東京スカパラダイスオーケストラと共演した「キリン氷結」のCMを覚えているだろうか。普段の明るく親しみやすい姿から一転、巨大なサックスを構えて演奏する姿は大きな反響を呼んだ。映像で披露した楽器は、一般的なアルトサックスよりもさらに低い音域を担当する「バスサックス」。しかも、2016年の音楽メディア「耳マン」のインタビューでは、CMで使用した楽器は本人の所有物だと紹介されている。
2026年には、東京スカパラダイスオーケストラとの新曲「グッドラック!マイフレンド feat.ムロツヨシ&さかなクン」にソプラノサックスで参加し、同年5月のフルオーケストラ公演にもゲスト出演した。氷結CMの一発限りの話題で終わったわけではない。中学時代の吹奏楽部入部から、愛用楽器のC.G. Conn、バスサックスの価格、現在の音楽活動まで、確認できる報道や公表資料をもとに整理する。
>📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
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> - 本人が実際に演奏している: 2016年の氷結CMに加え、イベントでの生演奏や2026年の音楽活動でも演奏実績が確認できる。
> - CMで使用したのはバスサックス: さかなクン自身が低音楽器を希望し、愛用する楽器で東京スカパラダイスオーケストラと共演した。
> - 愛器は約100年前のC.G. Conn製と紹介: 2025年の楽器店による展示告知で明らかになった。本人の楽器そのものの販売価格は公表されていない。
> - 2026年も音楽活動を継続: スカパラとの新曲ではソプラノサックスを担当し、東京公演にも出演している。
【結論】さかなクンのサックスは本当に本人が吹いている?
答えは、本人が実際にサックスを演奏している、だ。氷結CMの演奏姿は単なる吹きマネではない。2016年にはCMと同じ衣装でサックスを生披露し、その後も東京スカパラダイスオーケストラとの音楽活動を続けている。
2016年2月に公開されたキリン氷結「あたらしくいこう さかなクン」篇では、さかなクンがサックス奏者「GYO」として登場。白衣姿から黒いスーツ姿へと変身し、スカパラの演奏に加わる演出が話題になった。
当時のシネマトゥデイやMANTANWEBの報道でも、さかなクンがバスサックスを担当して共演したことが紹介されている。さらに同年11月には、「2016 56th ACC CM FESTIVAL」の演技賞を受賞した際、CMと同じ衣装でテーマ曲を演奏した。
CMの撮影に向けた練習について、MANTANWEBは、さかなクンが「ギョじゅう」(50)時間と表現したエピソードも報じている。長年楽器に親しんできた経験だけに頼らず、撮影に向けて準備を重ねていたことがうかがえる。
ただし、CM映像の音声がどのように収録・編集されたかという制作工程の細部と、本人に演奏経験があるかどうかは別の問題だ。公開された生演奏やその後の演奏実績を踏まえれば、本人がサックスを吹けるのかという疑問への答えは明確である。
【氷結CMの真相】なぜバスサックスを選んだのか
CMで使用された楽器は、サックスの中でも珍しいバスサックスだ。
2016年3月の「耳マン」のインタビューで、さかなクンは、当初はアルトサックスを吹く予定だったものの、スカパラのメンバーが担当する音域と重ならないこと、そして以前から低音楽器を吹きたいと思っていたことから、バスサックスを選んだ経緯を説明している。
当時のスカパラには、バリトンサックスを担当する谷中敦や、テナーサックス・ソプラノサックスを担当するGAMOがいる。そこに加わる楽器として、より低い音域を担うバスサックスを選んだことには、アンサンブル上の意味もあった。
さかなクンは同インタビューで、自分の声が高いため、昔から低い音の出る楽器が好きだったと語っている。撮影現場にはバスサックスのほか、バスクラリネットとコントラバスクラリネットも持参していたという。
つまり、珍しい巨大楽器を持たせれば画面映えするというだけの企画ではない。本人の楽器への嗜好と、スカパラのサウンドに加わる役割が結びついた選択だった。
氷結の「あたらしくいこう」というプロモーションコンセプトも、この企画を理解するうえで重要だ。魚の専門家として知られるさかなクンが、黒い衣装でクールな演奏者に変身する。その意外性がCMの印象を強め、演奏技術そのものにも関心を集めた。
【中学時代からの経歴】吹奏楽部への入部が音楽人生の出発点
さかなクンの音楽活動は、2016年のCMから突然始まったものではない。出発点は中学1年生の頃にある。
本人が繰り返し語っているのが、「吹奏楽部」を「水槽」がある部活だと勘違いして見学に行ったエピソードだ。魚が泳ぐ水槽を期待して扉を開けたところ、そこにあったのは楽器を演奏する部活動だった。
2026年6月には、ニッポン放送「サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン」にゲスト出演した際にも、この出来事について語っている。日刊スポーツの報道によると、吹奏楽部の扉を開けた瞬間に勘違いに気づいたものの、楽しそうだと感じて入部を決めたという。
その後、管楽器の魅力に引き込まれ、東京スカパラダイスオーケストラのファンにもなった。2016年の「耳マン」のインタビューでは、高校時代にCDショップでスカパラの音楽を聴き、格好よさに惹かれてCDを購入した思い出も語っている。
経歴を整理すると、CM出演までのつながりが見えてくる。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 中学1年生 | 吹奏楽部に入部 | 水槽のある部活と勘違いしたことがきっかけ |
| 高校時代 | 管楽器や音楽への関心を深める | スカパラの音楽に惹かれ、ファンになる |
| 2016年2月 | キリン氷結CMに出演 | 「GYO」としてバスサックスを演奏 |
| 2016年4月 | 氷結関連イベントに登場 | 黒い衣装でCMの演奏を披露 |
| 2016年11月 | CMコンクールの演技賞を受賞 | 受賞イベントでサックスを生演奏 |
| 2025年 | 愛用楽器の展示告知 | 中央楽器が約100年前のC.G. Conn製バスサックスを紹介 |
| 2026年4月 | スカパラとの新曲を配信 | 「グッドラック!マイフレンド」でソプラノサックスを担当 |
| 2026年5月 | スカパラのシンフォニック公演に出演 | 東京公演のゲストとして参加 |
この経歴で注目したいのは、魚への関心と音楽への関心が別々の趣味として存在している点だ。魚を探していたことが吹奏楽部との出会いにつながり、管楽器を通じてスカパラに惹かれ、その憧れが実際の共演へと結びついた。CMの意外性は、こうした長年の積み重ねがあってこそ成立したものだった。
【愛用楽器の正体】C.G. Conn製バスサックスと価格の目安
さかなクンの愛用楽器として知られるのが、米国の楽器メーカーC.G. Conn(C.G.コーン)製のバスサックスだ。
2016年の「耳マン」の取材記事では、氷結CMで使用したバスサックスは本人の所有物と紹介された。さらに2025年には、楽器店の中央楽器が店頭展示の告知を行い、本人の厚意によって預かった楽器を「約100年前のC.G.コーン社製バスサックス」と説明している。
この情報から、少なくともCMで使用した愛器と、C.G. Conn製のヴィンテージ楽器との関係は確認できる。一方、製造年を特定できるシリアル番号や詳細なモデル名、個体の鑑定評価額までは、公開された情報だけでは確定できない。
C.G. Connは歴史ある米国の楽器ブランドで、同社製の古い管楽器にはヴィンテージ楽器として流通するものもある。ただし、同じメーカーのサックスであっても、アルトやバリトンとバスサックスでは構造や希少性が異なる。別のモデルの中古価格を、そのままさかなクンの愛器の価値とみなすことはできない。
バスサックスの価格はどれくらい?
バスサックスは一般的なサックスよりも大型で、製造数や流通量が限られる特殊な楽器だ。新品・中古の別、メーカー、製造年代、保存状態、修理履歴によって価格は大きく変わる。
楽器専門店の「イー楽器」が2024年に掲載した解説では、セルマーの「スーパーアクション80 シリーズII」のバスサックスについて、ゴールドラッカー彫刻入りモデルの希望小売価格を458万円と紹介している。
中古市場の例では、ISHIMORI ONLINEに掲載されたセルマーのバスサックス「Mark 6」の中古品に、税込181万5,000円という価格が付いていた。ただし、これは掲載商品の価格であり、在庫や販売状況によって変動する。
このように、バスサックスは数百万円規模になる場合もある。一方、さかなクンが所有するC.G. Conn製バスサックスそのものの価格は公表されていない。約100年前のヴィンテージ楽器という希少性だけで、具体的な金額を断定することはできない。
価格を調べる際は、楽器の種類が本当にバスサックスなのか、メーカーとモデルが一致しているか、新品の希望小売価格なのか中古の販売価格なのかを分けて見る必要がある。
【2026年最新】さかなクンの音楽活動は今も続いている
2026年の音楽活動を語るうえで重要なのが、東京スカパラダイスオーケストラとの再共演だ。
音楽ナタリーなどの音楽メディアは、スカパラと俳優のムロツヨシ、さかなクンによる楽曲「グッドラック!マイフレンド feat.ムロツヨシ&さかなクン」が2026年4月8日に配信リリースされたと報じた。同曲はNHK Eテレのテレビアニメ「ねずみくんのチョッキ」の主題歌で、さかなクンはソプラノサックスを担当している。
2016年の氷結CMではバスサックスを演奏していたが、2026年の楽曲ではソプラノサックスに持ち替えている。この変化は、さかなクンの音楽活動を大型の低音楽器だけで説明できないことを示している。
さらに、阪急阪神ホールディングスグループの2026年3月27日付プレスリリースでは、「東京スカパラダイスオーケストラ billboard classics Symphonic Tour 2026」の東京公演に、さかなクンがゲスト出演すると発表された。公演は5月12日に東京国際フォーラム ホールAで開催された。
同公演は、スカパラと服部隆之が率いるフルオーケストラが共演する企画だ。Billboard JAPANのライブレポートでも、さかなクンがソプラノサックスを手に登場し、同年の新曲を演奏したことが紹介されている。
こうした実績を見ると、2026年のさかなクンの音楽活動は、過去のCM映像が再び注目されたというだけではない。スカパラとの新曲制作と大規模公演への出演という、具体的な活動が確認できる。
ただし、音楽活動の実績があることと、専業のプロサックス奏者として活動していることは同義ではない。さかなクンは魚類の研究や教育普及、メディア出演などでも知られる人物であり、サックスはその多彩な活動の一部を形づくる表現手段と捉えるのが適切だ。
【プロの結論】さかなクンのサックス演奏から分かること
さかなクンの演奏が注目を集めた理由は、単に珍しい楽器を持っていたからではない。長く続けてきた音楽への関心、演奏経験、そして共演相手との関係が、映像やライブの説得力につながっている。
特に重要なのは、2016年の氷結CMを出発点に、2016年の生演奏、2026年の新曲、同年のスカパラ公演という複数の実績を追えることだ。単一のCM映像だけを見て「本当に吹けるのか」と判断するより、異なる時期の活動を並べることで、演奏者としての継続性が見えてくる。
また、バスサックスを選んだ理由には、低音楽器への好みとアンサンブル上の役割という二つの側面がある。音楽における楽器選びは、目立つ音を出すことだけが目的ではない。ほかの楽器と音域を分担し、曲全体の厚みを生み出すことも大切な役割だ。
情報を見極める際は、次の点を押さえておきたい。
- 演奏の実態を知りたい人: CMだけでなく、生演奏の報道や、その後の音源・ライブ参加実績を確認する。
- 愛用楽器を知りたい人: メーカー名だけでなく、楽器の種類、モデル、製造年代が一致しているかを確認する。
- 価格を調べたい人: 希望小売価格、中古販売価格、本人所有の個体の評価額を混同しない。
- 現在の活動を知りたい人: 過去のCM記事だけで判断せず、2026年の楽曲リリースや公演情報も確認する。
【さかなクンサックス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:さかなクンは本当にサックスを吹けるのですか?
A1:はい。2016年の氷結CMでバスサックスを演奏し、同年11月にはイベントで生演奏を披露しています。2026年にはスカパラとの新曲でソプラノサックスを担当するなど、継続的な演奏実績があります。
Q2:氷結CMで使用したバスサックスは自前ですか?
A2:2016年の「耳マン」のインタビュー記事では、CMで使用したバスサックスは本人の所有物と紹介されています。また、中央楽器は2025年の展示告知で、約100年前のC.G. Conn製バスサックスを紹介しています。
Q3:さかなクンのバスサックスはいくらですか?
A3:本人所有の楽器そのものの価格は公表されていません。参考として、2024年の楽器専門店の解説ではセルマー製バスサックスの一部モデルが458万円の希望小売価格と紹介されています。ヴィンテージ楽器の価値は、モデルや保存状態などによって異なります。
Q4:さかなクンがサックスを始めた理由は何ですか?
A4:中学1年生の頃、魚の水槽がある部活だと思って吹奏楽部を見学したことがきっかけです。実際には演奏をする部活でしたが、楽器の魅力に惹かれて入部しました。
Q5:2026年もさかなクンは音楽活動をしていますか?
A5:はい。2026年4月8日配信の「グッドラック!マイフレンド feat.ムロツヨシ&さかなクン」でソプラノサックスを担当し、5月12日には東京スカパラダイスオーケストラのシンフォニック公演にもゲスト出演しました。
まとめ:さかなクンのサックスはCMだけの話題ではない
さかなクンのサックス演奏は、2016年のキリン氷結CMで注目を集めた後も続いている。本人が演奏していることは、生演奏の報道や2026年の音楽活動から確認できる。
CMで披露したのはバスサックスで、本人の所有物と紹介されてきた楽器は、2025年の中央楽器の告知では約100年前のC.G. Conn製と説明されている。ただし、個体そのものの販売価格や詳細なモデル名は明らかになっていない。
中学時代の吹奏楽部への入部、低音楽器への愛着、憧れだったスカパラとの共演。そして2026年の新曲やシンフォニック公演への参加。これらをつなげて見ると、氷結CMで見せた姿は、意外性だけを狙った一度限りの演出ではなく、長年の音楽経験が表れた一場面だったことが分かる。
今後の演奏活動を追うなら、過去のCM映像だけでなく、新曲のクレジットや公演の公式発表にも注目したい。さかなクンの音楽面の魅力は、バスサックスの迫力だけではなく、曲や共演者に応じて異なる楽器を選び、音楽の一員として参加する姿にもある。 (出典: さかな クン サックス(Yahoo!ニュース))